お知らせ
2024.04.04
関所史料館企画展「今切ノ渡し」
1498年の明応地震などの災害により、浜名湖が決壊して外海とつながり、以後は「今切ノ渡し」と言われる渡船でなければ東海道を行き来できなくなりました。1600年、徳川家康は、船でしか往来ができない東海道の浜名湖畔に、江戸を守るための重要な拠点として新居関所と渡船場を置き、以後は江戸へ入る武器、江戸から西へ向かう女性など厳しく監視の目を光らせました。
新居関所史料館では、分断された東海道を船で繋いだ「今切ノ渡し」にスポットを当て、「浜名湖口変遷図」、徳川家康が渡船の定めを発した「家康御直書判」、三河吉田藩主池田輝政の「渡船免許状(写し)」、渡船の風景を描いた浮世絵や錦絵、また実際に使用された「かきの番船」や「お召し船」の模型など、貴重な資料を展示しています。
江戸と京を結んだ当時の主要街道であった、東海道の歴史の一コマを覗いてみませんか。
=新居関所史料館企画展「今切ノ渡し」=
〇期間 令和6年3月2日(土)~5月12日(日) ※月曜休館、 祝日の場合は火曜休館
〇問合せ 新居関所史料館 ℡053-594-3615
〇関所史料館情報は こちら