柏餅(かしわもち)発祥の地?! こさい
端午の節句、こどもの日のお菓子と言えば「柏餅(かしわもち)」です。この柏餅の発祥の地が湖西市白須賀地区と言われているのを、皆さんご存じでしょうか?
=猿が馬場の勝和餅=
天正18年(1590年)、かの豊臣秀吉が北条氏征伐のため小田原へ向かう途中、白須賀近くの「猿が馬場(さるがばんば)」で食した餅をたいそう気に入り、小田原合戦の勝利後には「勝和餅(かちわもち)」の名を授けたと伝えられています。
=葛飾北斎も描いた白須賀宿の名物=
その後は、東海道白須賀宿の名物として広まり、葛飾北斎の浮世絵に描かれたほか数々の道中記などにも記されてきました。また、歌川広重は、白須賀と二川宿の間にあったとされる猿が馬場の柏餅を二川宿の紹介として描いています。
現在は、猿が馬場や白須賀宿の茶店(ちゃみせ)はなくなりましたが、市内の和菓子店などで縁起の良い季節のお菓子として作られ、多くの皆さんに親しまれています。
ぜひ、湖西の歴史と季節の味覚「柏餅(勝和餅)」を食べてみませんか?
=市内の取扱店はこちら=
〇 ひので軒
〇 まんじゅや
〇 卯月園
〇 いさごや
〇 ロワール中原屋
![]() |
![]() |
![]() |
=縁起がいい柏餅=
柏餅が、男児の成長を祝う端午の節句の菓子として定着したのは、江戸時代後期のことと言われ、柏の葉は新しい葉が出るまで古い葉が落ちないことから、途切れなく続く子孫繁栄と結びつけられ、武士などの間で縁起が良いものと好まれたとされています。
=東西で違う柏餅=
柏餅に使う葉は、もちろん柏の葉ですが、西日本などでは柏餅に柏を使わない地方もあります。柏の葉が手に入りにくかったことからサルトリイバラという植物の葉が代用として使われたといわれています。また、「かしわ」とは広く木の葉のことをさす言葉でもあり、さまざまな木の葉を使った柏餅もあるようです。
![]() |
※ 浮世絵画像「新居関所史料館蔵}




